FUAC DIARY

FUAC活動記録。車&バイクのダート競技が主戦場。

【参戦レポート】11/15 丸和カップ最終戦

こんにちは、三浦です。

先日丸和オートランド那須で開催された2020丸和カップ終戦(FSC主催)に参加してきました。

 

今回はM2クラスのシリーズチャンプがかかった1戦となります。

前戦終了時点で2位と7pt差のシリーズ1位、最終戦は獲得ポイント1.5倍キャンペーンのため僕が2位をとれば同点チャンプ。3位以下だとシリーズ2,3位の人次第でチャンプを逃すことになります。

守りに入って2位を取りに行こうとするとうまく行かない気がしたので、狙うは当然1位です!

 

しかし。。。。。朝の完熟歩行中からどんどん体調が悪くなり、倦怠感&頭がボーッとした感じに襲われました。前日仕事上がりからの栃木まで運転した疲れでしょうか、朝イチの検温時は特に問題なかったのに・・・

体調不良の中ダートラして車を潰した経験があるので目標は1位ではなく「無理せず無事帰る」になりました。

 

お題はこちら、ほぼほぼダートなので74Rな僕には嬉しいです。

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しかしコーナリング中に舗装が切り替わる箇所がいくつかあり(スタート直後の3つめの左とか)、そこに対応するのが難しそうです

 

そして迎えた一本目・・・


11/15 丸和カップ 一本目

 


20201115 丸和カップ 三浦 1本目外撮り

 

今回もイキスギてしまいました。しかも3つめの左コーナー、舗装に変わるところ

様子見なのでチキってブレーキを踏んだ&残しすぎで、74Rでは厳しい舗装に乗ったらグリップ失ってくるーんって感じでしょうか アクセル踏めばイケた可能性ありますが頭が働いてない私には無理でした

1本目終わって1位と8秒差で撃沈 

 

2本目走るときには体調不良がさらに悪化しとにかくしんどかった上に頭が働かず何も考えられず。。。とりあえず目の前のコーナー1個1個確実にクリアしていく感じで走りました


20201115 丸和カップ 三浦 2本目外撮り

 

そうしたら意外とベストタイムを100分の8秒更新!ダートラ走り出したら案外集中できる&進入ぼちぼちだけど立ち上がりはしっかり踏んでたおかげか脳死で走ってもタイムはまあまあ出ました

めちゃめちゃしんどいから2本目で終えて3本目は棄権しようかとも思いましたが、他のクラスは3本目で皆バシバシタイムを上げており、自分のタイムが抜かれるのをパドックで眺めてるだけは嫌なのでとりあえず3本目も走ります。

 


【クラス優勝】丸和カップ 最終戦 M2クラス 三浦 3本目 CP9A


20201115 丸和カップ 三浦 3本目外撮り

ベスト更新!優勝!してしまいました

体は動いても頭が一切働かないので目の前のコーナーをさばくのに手一杯&修正蛇多すぎて粗が多いのでかなりひどい車載ですが・・・

不思議とダート走り終わったら体調がかなり回復。疲れ以外にチャンピオンへのプレッシャー&ストレスもあったのかもしれません

無事にシリーズチャンピオンももぎ取ることができ、なんやかんやで良い最終戦となりました。

 

 

しかし試合が終わって洗車&片付けをしているとみるみる疲れがやってきて、結局もとの体調に戻ったので高速を使ってさくっと帰りました。復活したのはただアドレナリン出ただけでした。

【備忘録】コスモスパーク練習会 雑考

※備忘録的な記事です。面白さは期待しないでください。

 

 

 

 

 

どうも、遠藤です。

ここんとこブログ更新をMUR大先輩に頼りすぎてたので一応書きます。

…が練習会で自分のダメポイント書き出すだけなので面白くはないです。

 

(面白い記事は他のMUR大先輩の記事を見てね!)

 

さて面白くない記事への釈明を済ませつつ今回の走りのレビュー。

 

 

 

 

 

 

【午前】

まずは午前。コースはこちら。

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8の字エリアとコースに分かれてます。

8の字エリアは広くはないのですがヴィッツぐらいなら振り回すのに十分でした。実は僕はサイドターンが大の苦手で、今でも舗装でターン出来るかは結構怪しいのです(汗)

結局よく分からないままキチゲが無駄に溜まってしまった為即刻コースに出てしまいました。(いつかサイドの特訓が必要…)

 

んでコースはというと…


無価値と化した白飛び車載 (コスモス練習会AM)

 

せっかく導入したGoProくん、露出設定をミスり何も分からなくなりました(泣)

 

 

とりあえず自己分析と反省

1.相変わらずハンドル切るのが遅い。ていうか進入前に小刻みに動かしてるの何?ゲームじゃないんだから…(失笑)

 

2.イン寄せろ

 

3.進入で向き変えれてないしただの芋芋グリップじゃんHaHaHa

 

 

 

…何も成長してません。これはいかん。

練習会前に割とイメトレしてたのに前回と大して変わってなくて泣きました。いやほんま。

 

 

 

 

 

 

【午後】

結論から言うと午後も大して代わり映えはないのですが一応。

 

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午後はフルコースですが比較的シンプルな構成。ミスコースの可能性はないでしょう。速度もそこそこ乗るかな。

 

続いて走行動画。


201025レソルテ練習会 コスモスパーク 遠藤・SCP10

やっちまいましたねぇ。前半はシフトミス除けば頑張った方だと思いますがクソみたいなスピンで台無し。カウンターおせぇ。カス!

あ、露出設定直したので午後はちゃんとコースも見えます(汗)

 

 

 

午後の反省

1.スピンはコースちゃんと覚えてないから減速遅れ。突っ込みすぎ。カウンターも遅いし切る量足りてない。論外!

2.中盤シケイン?の進入も突っ込みすぎ。後がゴテゴテになってる。結局ハンドル強引に切って曲げただけ。ヘタクソ!

3.あれだけ進入前にシフト落として時間食うなってイメトレしたのに結局やった上にミスってる。アホ!

4.ハンドル操作がキモい。進入で切って戻していらんやろ。ゲームか?

 

 

…もうダメのオンパレードです。褒めるとこありません。

下らないスピンだったのでもう一回!と意気込んだとこで待ち台数が多かった為無念のタイムアップ…

 

 

 

 

【総括】

走りに関しては前回から特に成長を感じられず。特に進入が下手だなあと。全体的に進入のラインが狭くて後の自由度がないのでは?という感じです。

(前も同じような反省点挙がったはずなのに直ってないやん…トホホ)

 

若干消化不良感は否めませんが、とりあえず何の成長もなかったと感じてはいるので、まだまだ修行が足りねえ!と気持ちを切り替えにゃならんですね。

 やっぱり走らないとこういう気分にはならないので、目に見えた成長はなくても一回一回得るものはあるなと感じました。

 

僕は特に横乗りで感覚掴むのが凄く苦手(何か学ぶぞ!と意気込んでも結局楽しいなあ〜で終わってしまう…)な為、自分で走り込んで血吐き車壊しで覚えるしかないんでしょうね…茨の道だ…

 

 

 

結論!まだまだ修行不足!もっと走れ!以上!

 

 

 

 

 

 

 

あっSCP10の車検切れるんだよなぁ…そろそろシーズンオフだs(以下略

 

 

 

 

 

 

 

〜完〜

 

 

 

 

 

 

P.S. 11月ぐらいに今庄行くかも?修行に付き合ってくれる方募集中…

 

 

【参戦レポート】丸和カップ 第4戦

こんにちは、三浦です。

先日開催された丸和カップEDOGAWAラウンド(第4戦)に参加してきました。

クラスはいつものごとくM2クラスです。

 

コース設定はコーナー途中で舗装→土へ切り替わるようなところが多い、なかなかテクニカルなレイアウト。ウエットタイヤの僕は舗装ではどうにもできないのでサイド多様確定です。

 

1本目前の完熟歩行では2日前に降った雨で微妙にウエット、でもドライタイヤで行けそう?僕はウエットタイヤしかありませんが。

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今まで出場した感じ、どうせ本数走るごとに路面がよくなってきて結局3本目勝負になるので究極的には1,2本目頑張る意味は一切ありません(暴論)

今年出場した1,3戦は両方とも1本目でデカいミスをしたのでまずは堅実にタイムを残すように走りました。


10/25 丸和カップ 1本目

水温100度超えてだいぶ焦りましたがなんとか無難に走って無事トップタイム。でもどうせ2,3本目で抜かされるタイムなので参考程度

 

1,2本目の間に完熟歩行はないので1時間半くらいで2本目となります。


10/25 丸和カップ 2本目

見事に最後でイキスギました バリ溝の74Rで舗装はキツい上にあそこは前半セクションで飛ばされた砂が乗ってるから食わないっぽいです

もちろんPT1で5秒加算、タイム更新できなかった上に生タイムでも1位にはコンマ3秒ほど届かず。ライバルたちも3本目で上げてくると思った&僕はここから劇的にツめれそうな気がしなかったのでかなり焦ってました。。。

 

2本目が終わったら完熟歩行。前半と終盤のターンセクションは割と砂が乗ったままでした。

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後半セクションは以下のように表面の砂が履けていつもの硬い路面。

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3本目は前に走ったB1,B2クラスの人たちが「路面は確実にグリップするようになってる」と言っていたので、ライバルたちのタイムアップも考慮し38秒台の前半を狙います。

・舗装セクションはアンダー出すくらいなら抑えてミスなく

・象の鼻から高速S字はとにかくしっかりインついて踏みまくる

・終盤のターンは1個めは舗装で向きを変え、2個めは土で向きを変えるように

を意識して走りました。結果は・・・

 


【クラス優勝】10/25 丸和カップ M2クラス 三浦 CP9A ダートトライアル

 

2位に2秒以上の差をつけて優勝!舗装抑えすぎたかなと思いましたがタイムを聞いたときは想像以上にうまくいってガッツポーズです。

 

出走待ちに他の選手の走りを見ていましたが、ダート屋さんたちは舗装でのサイドターンが苦手な人が多いよう。ずっとジムカーナやっていた僕には嬉しいコースレイアウトだったなあとあとから思いました。ダートラもいいけどジムカーナも楽しいのでおすすめです。

 

これでシリーズポイントは首位に、最終戦で2位以上?をとるとチャンピオンみたいなので最後も頑張ります!

 

ランエボ6 タービンOHをDIYしてみた

こんにちは、三浦です。

 

みなさんの車にはタービン、ついてますか?もちろんついてますよね。排気ガスを利用して風車を回し、同軸上にある吸気側の風車で空気をたくさん吸い込むやつです。

 

そんなタービンって最大で20万回転/分とか回るし、アツアツの排ガスに晒されるしってことで非常に過酷な使われ方をします。そこで理屈はわかりませんが、使っていると性能が落ちていって加速の具合は悪くなってしまいます。

 

僕のランサーも8月に行った今庄あたりから「なんかブーストがちょっと低いし遅い気がする」って症状が出てきて、9月中旬の今庄でパワーの無さをさらに顕著に感じたため勝手にタービンを疑ってOHしてみることにしました。もちろんお金はないので部品だけ集めてDIYです。

 

今回は9/27丸和カップ(前記事参照)は走らないといけなく、それまでにOHしてタービン交換は不可能なのでとりあえずヤフオクで買ったスペアタービンに交換して走りました。形式はエボ6RSのTD05HRA-16G6-10.5Tです。

 

OH前のタービンのブーストはオーバーシュート1.5→すぐタレて1.2kくらいでした。

ちなみに一時的につけたスペアタービンは1.35くらいで安定。これはこれで速かったな・・・

こんな感じでタービンの具合によってブーストのかかり方は大きく変わるみたいです。

 

OHするにあたってまずは部品調達がキモですが、みんな大好きヤフオクで探すと

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こんな感じで安くてめっちゃ怪しいものが出てきます。

さすがにこれを使う度胸はないので、ヤフオクよりも部品が豊富?な某海外通販に頼ることで・・・

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安心と信頼のMHI純正部品を入手できました。これなら安心して使えます。

 

TD05タービンのバラし方、組み方は調べれば山程出てくるので詳しくは書きませんが、

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こんな状態のタービンを

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こういうカートリッジだけの状態にして(純正でバランス取りされてるのでマーキングしておきます)

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軸を抜きます。排気の羽がやたら白いのが気になる・・・傷はなく、軽いオイル焼けがあるだけでした。

カートリッジの排気側にはカーボンが堆積してます。

 

そうして以下のようにバラバラになりました

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三菱のタービンは部品点数がめっっちゃ少ないのでかんたんです

 

 

ここから組み立てる前に、付着したカーボンとかオイルのお掃除をします。

サンエスエンジニアリングのK-1って洗浄剤を使いました。50度くらいのお湯に溶かして部品を1時間くらい浸け置きします。

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カートリッジは特に汚れがひどいのであっさり液体が茶色くなり、カーボンは柔らかくなっていたので真鍮ブラシでお掃除しました。

 

あとは乾かして分解と逆の順番で組むだけです。

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この金色のベアリング2つで軸を保持して、間にオイルが回ることでほぼ抵抗0で回転するようになります。

 

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これはインテーク側、金色のはスラストプレートってやつらしいです

あとはこの上にオイルをせき止める?部品やらスナップリングやら吸気の羽やらをつけたらカートリッジができます。

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最後にハウジングをつけますが、Oリング新品なせいで吸気側のハウジングは嵌まりにくいです 排気側はバーナーで炙ればすぽっとイケます

 

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タービン自体はこれで完成ですが、車につけるにはアクチュエーターやらオイル、水の配管やらタービンアウトレットやらをつけなければなりません。これが地味にだるい・・・

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ランサーのタービン交換はラジエター取るのがだるいですが基本的には簡単で助かりますね

 

 

そしてタービンを交換して試走の結果は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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見たことないブーストになりました、ウキウキ!

オーバーシュート1.6→タレて1.4キープって感じです、いい感じですね。

しかし排気ノーマルなN車ではブーストだけ高くても糞詰まり感があって正直そんなに速くない気もします・・・そして純正アクチュエーター引っ張っただけでこんなブーストになって大丈夫なのか?

もう少し試走して慣らし(そんなものあるのか?)が終わればもっといい具合になると思いたいです。

 

次の丸和カップがこのDIYオーバーホールタービンのシェイクダウンになりますが、無事に走れるか、白煙を上げて散るか、どうなるかはお楽しみに!

【参戦レポート】9/27 丸和カップ 第3戦

 こんにちは、三浦です。

先日丸和オートランド那須で開催された丸和カップ第3戦に出場してきました。

出場クラスはM2クラスで、四駆勢の真ん中のレベルのクラスです。

 

 

前回(7/19)に出たときにはコンマ6秒差の2位という悔しい結果で終わったため今回はなんとしてでも1位を目指します。ちなみにそのときの1位の方は第2戦でクラッシュのため出場しておりません。

 

事前に「20%以上ターマックを使用します」とアナウンスがありましたが、いざ蓋を開けて見るとスタート後の直線を含めて40%がターマック

貧乏人のため74Rしかタイヤを用意できなかった僕にはとても厳しい状況でした。

 

そしてまず1本目


9/27 丸和カップ 第3戦 三浦 1本目 M2クラス ダートトライアル

 

イキスギました。しかも2回も。。。1コーナー目はウエットタイヤってこともあり意外と曲がらず、2つ目はブラインドコーナーなので曲がり始めるタイミングがわかりづらいです。難しい・・・

 

しかしこれでも1位と1.5秒差の3位。

デカいミスしなければトップタイム出せるかな?と思い抑えるところをキッチリ抑えた2本目


9/27 丸和カップ 第3戦 三浦 2本目 M2クラス ダートトライアル

 

2位に1.8秒の差をつけて1位を奪取!

この時点では「なんで3本もあるんだよもう終わってくれよ」とめちゃめちゃ思っていました。

そして最後の3本目 Mクラスの選手の実力では2本でパキッとタイムを出せない&路面状況がよくなったためライバルたちはまだまだタイムを上げてきそうです。

 

2本目のあとの完熟歩行でかなり路面が変わってるのを確認し、減衰と空気圧をイジり、摩耗具合から前後タイヤを交換して3本目に挑みます。

 

前のM1クラス勢が軒並み2,3秒タイムを上げてきてたので、自分もタイム出さなきゃ負ける!と思い全力で攻めました。


【クラス優勝】 9/27 丸和カップ 第3戦 三浦 3本目 M2クラス ダートトライアル

 

走りきった時点で「これは速いな」と思っていたので2秒以上上がったタイムを聞いてめちゃはしゃいでしまいました

そして結果としてはクラスで唯一40秒を切っての1位!前回のリベンジを果たしました。

 

詳しい結果は以下の通り

https://fgumi.com/wp-content/uploads/2020/09/Result.pdf

 

改造車はともかくとして、ナンバー付き四駆の中で5番目タイムで、スーパードライタイヤを履いた人たちにウエットタイヤで食らいつくことができたのでなかなか手応えを感じる大会となりました。

 

シリーズポイントでは、第2戦は出れていないため不利な状況ではあるもののあと2戦、特に最終戦で勝てばシリーズチャンピオンは十分に狙える位置にいるためあと2つ勝てるようがんばります!

 

当日の動画はFUAC Channelに外撮りもあるのでぜひ御覧ください。

www.youtube.com

 

 

 

 

 

【理系】ド底辺向け!研究室での1年間【卒論】

こんにちは、三浦です。

僕はこの前の春で大学を卒業したのですが、1年間研究室生活で行ったことをまとめようと思います。

というのも、ちょうど今頃B4の方たちは院試が終わったところで、そろそろ卒論に取り掛かろうとか意識の高いことを考えてる人もいるでしょう。
しかしその中で「まだやりたくない!遊びたい!」と考えている僕のようなド底辺のみなさんに少しでも参考にしてもらえたら、と。



では本題に入っていきます。
僕は工学部所属だったので1年間かけて卒業研究を行い、卒業論文を作成しそれを発表しなければなりません。
そして僕は前提として
・大学院には行かない(学部就職)
・研究に興味が無く、やる気もない
と言う状態なので、できるだけサボって卒業しようと考えました。


まず研究室の簡単な説明を
・10-17時のコアタイム
・毎週月曜にミーティング(後に火曜に変更)
・月1で教授を交えて研究会(進捗発表の場)
・人数構成はB4が僕含め2人、M1とM2が1人ずつ
・担当教員は学生の研究にたいして興味がないが、適当な口出しはやたらとしてくる
という少人数で少しハズレの研究室でした。そもそも研究室選びは大事です。人数が多いところのほうが助けを求めやすいのでいいと思います。ここからは1年間をざっくりと振り返ります。

〇4,5月
研究室に配属。コアタイムがあることやテーマに興味がないことからやる気0。この頃は就活を言い訳にして週2くらいはサボり、残りは11時以降に出席してました。時々「10時は来てね」と言われますが適当に無視。
この段階では何も研究は進められてないので就活してることと、実験器具の使い方を学びましたって程度でミーティングや研究会を乗り切りました。

〇6,7月
就活が終わったのでサボる理由がなくなってしまいました。この頃は車いじりがピークの時期だったためどうにか研究室をサボりたく、昼過ぎにカバンを置いたまま学食に行くフリをして抜け出したり、ごみ捨てに行くついでに家に帰って車いじりをしてました。
この頃、適当な思いつきで行動しがちな先生が唐突に輪行をやると言い出しました。4人で参考書を回し読みをして、毎週1人ずつ担当の箇所をまとめて発表するという形でしたが、皆のやる気がなさすぎて2人発表したところで僕の番が来る前に輪行は自然消滅。あれは何だったんだろうか。

先生は月1の研究室にはかなり重きを置いていたので、時期が近づいてくると1対1のディスカッションがよく行われました。ただ僕は1mmもやる気も知識も考えもなかったのでひたすら先生の言うことにハイハイ頷き、そこで言われた内容の実験を適当にやって適当に発表していました。そしてこの頃院生から
「ちゃんとやるのは秋以降だよ」
「前倒しで頑張っても追加で課題を投げられて、結局卒論提出ギリギリまで忙しくなる」←めっちゃ大事!
と言われたこともありまだまだサボります。

〇8,9,10,11月
8月は院試ということで定例ミーティングと研究会はナシですが、お盆以外は夏休みではありません。しかし完全にスイッチが切れてしまったので一ヶ月で3日くらいしか出席しませんでした。

9月頭に研究会がありましたが、前月に何もしてないから発表できることなどない上に、その研究会の翌日から九州へ旅行に行くためそれが楽しみすぎてやる気が0。そこで身内に不幸があったことにして研究会と旅行の日は全部研究室をサボりました。九州楽しかったなあ。

そして秋に。夏から何も進んでいませんが、まだまだ焦りません。この頃までの3ヶ月くらいは、ある構造のレプリカを粘土と樹脂を使って鋳造し、その寸法をノギスで測って再現性を確かめるということをしてました。先生からは「小学生レベル」と罵られましたがまだサボります。

夏が終わってから研究室がだるすぎて月曜昼過ぎに起きてミーティングをブッチする、というのを繰り返していたところミーティングの日程が火曜日に変更になりました。それも行きたくなかったですが、先生から「これなら参加できるよね(^^)」と言われ渋々出ることに。

11月の研究会では、それまでやっていた小学生レベルの工作をやめてなぜか片持梁のたわみや断面二次モーメントなどを求める、という学部2年の材力で習うようなヘボい計算だけをしてました。このあたりから「そんな進捗で大丈夫か?」とエルシャダイのような言葉をかけられるようになりますがまだサボります。この頃は午前中に出席することはほぼ稀でした。

〇12月
周りはかなり卒論・修論ムードとなり、論文に載せられるようなデータをガンガン取ってましたが僕は何をすればいいかわからず、何も率先して行わないので進捗がありません。12月後半になり呆れた先生から、こんな流れでええんちゃう?というざっくりとした指針が貰えたときは「勝った!」と思いました。そして今までにやったことは完全無視して3DCADでモデルを作って有限要素解析を行うということに。この月の研究会は「3DCADの使い方を学びました」という発表をし、年末年始はしっかり休みました。

〇1月
卒論提出まであと1ヶ月で、周りは論文をどんどん書いています。僕はほぼ1ヶ月CADの使い方を学んだだけなので、提出2週間前の時点で今後用いる供試材料くらいしか書けることがありませんでした。そしてこの頃は先生から何度も進捗を尋ねられるのがだるすぎたので、あえて先生が帰った夜中11時くらいに大学に行き、朝先生が来る前に帰るという生活をしていました。

〇2月
卒論提出1週間前、なんとか解析の結果をまとめて1~3章が書けたため先生に提出したところ訂正の嵐!今までに助言をもらう機会を自ら潰してきたのだから当然ですが僕は絶望しました。
しかしここから1週間で解析をやり直し、それを踏まえて実験をし、論文にするしかない!と奮起し、ガンガン解析を回して結果をまとめることにします。

しかし僕のような鳥頭には土壇場でなんとかできず、さらにはそれまでやってた内容をほぼ全否定されるくらいの指摘を受け、結局マシに書けただけなのは1章だけって状態で提出3日前となってしまいました。

「これじゃどうやっても無理だな...先生は出張でおらんしもう訂正指示は無視して解析はOKということにして、残りの実験しちゃお」
と考え、強引に2日間で実験を行いそれをまとめ、
1.序論
2.実験道具
3.解析その1
4.解析その2
5.実験
6.考察
みたいな構成の50ページ程度の論文を書き上げました。
他の人たちは遅くても提出5日前くらいには初稿を書き上げて先生に添削してもらっていましたが、なんと僕は提出前日に先生に送りました。
あまりにも時間が無いため中身がひどいながらもほとんど添削されず、適当に修正してなんとか提出にこぎ着くことができました。

〇提出後
それから一週間半で卒論審査会(発表)があります。これもだるいっちゃだるいですが口頭諮問の数分間サンドバッグになればいいだけ、と考えたら気楽なもんです。そして大炎上するかと思いきや答えやすい質問が飛んできた上に、下には下の本当にひどい発表が他にいくつかあったので持ちこたえました。
審査会と言うからには先生たちが学生の発表を採点するわけですが、僕のいた専攻では
・はきはき喋れてるか
・ちゃんと質疑に答えれているか
・内容が優れているか
の3項目をそれぞれ10点満点で採点し、合計の平均が6/30点あれば合格のようです。非常にヌルいです。

そしてとりあえず卒論を出して発表したものの中身がひどいため、先生からは
「提出前に指摘した内容を盛り込んで、修正稿を作って見せてね」
と言われました。発表した時点で春休み気分だったためそういった内容はやらずに無視、簡単な体裁のみ5分程度で直して先生は通さず教務に提出しました。ここまで来ればもう卒業は貰ったようなものです。
その後先生から
「電子ファイルの締切はまだ3週間くらいあるからそれまでにこれこれ修正してね(^^)」
とメールが飛んできましたがそれも無視、その後発表された卒業者名簿に自分の名前があることを確認し完全勝利。

コロナの影響で卒業式は中止となりましたが、専攻での学位記授与式がありました。
しかしここで「さくっと学位記もらって大学とはオサラバだ~」と気楽に参加した僕に悲劇が襲いかかります。
なんと「同窓会に入ってもらうからお前ら1万円払え」と言うのです。年がら年中ド貧乏な僕にはあまりにも重い金額ですが、
その場で逃げ出せる雰囲気でもなかったため涙を呑んで1万円を払いました。
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しかしここで負けているだけの僕ではありません。会費を払って席に戻るやいなや、もらったばかりの学位記入れの写真を撮影しその場でヤフオクに出品!
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↑説明文

結果的に15000円くらいで売れたのでなんとか会費は回収でき自己破産を回避できました。みんなも学位記入れ売ろう!
そしてその後大阪にオサラバし就職のため長野に引っ越し、今に至ります。


めちゃ無駄に長くなってしまいましたが、以上が僕が研究室で過ごした1年間です。
僕が特に言いたいこと、学んだことは

・なんとかなる!
内定を持った学生を卒業させないとなると企業と大学との関係悪化に繋がりますし、B4の卒論なんてヘボくて当然なので誰も期待してません。なんやかんや卒業できます。
先生がやたらと口出ししてくるのは、「仕事だから」と「あまりにひどい内容の論文を書かれると翌年以降の学生がサボってしまうため」です。そんなこと気にしてても仕方ないのでギリギリまでサボりましょう。書いたものが卒論の体裁になっていて、発表をなんとか乗り切れば勝ちです。

・頑張っても無駄!
卒業論文なんて頑張ったところで上位1,2人に優秀発表賞みたいなのがもらえるだけ。やる気がないなら頑張らなくていいですし、金がもらえるわけでもないのでバイトのほうがマシ。残り少ない学生生活を楽しむことに力を注ぐ方がよほど有意義。
そして、これは研究室次第かもしれませんがいくら早い時期から頑張ったところで12月以降の忙しさは大して変わりません。頑張ってもそうでなくても卒業という結果は変わらないので手を抜きましょう。

・下には下がいる!
僕は旧帝大と言われる大学におり周りには頭のレベルが高い人が多いですが、僕含めひどいやつはひどいです。他の人の卒論発表を見ましたが、こんだけサボった僕よりも中身のレベルが低かったり、練習してなくてグダグダだったり、挙げ句発表時間を2分ほどオーバーして怒られてる人までいましたがそいつらでも卒業できてます。下には下がいるからみんなも大丈夫!

以上の3点が僕が特に言いたいこと、感じたことです。この記事のおかげで一人でも多くの底辺大学生が気楽になってくれたらと思います。

【四輪】3/1 うららのダートラ part1に行ってきました

こんにちは、FUAC #2の三浦です。

先日オートパーク今庄で開催された、クローズド競技会であるうららのダートラpart1へ参加してきました。

 

僕が前回ダートラを走ったのは昨年11月のうららのダートラで、その際にリアのトラクション不足で不本意な結果となったためリアのショック交換と、トレーリングアームのブッシュをラリーアート強化品に交換しました。ブッシュはもうメーカー廃盤らしいのでショップ等の在庫が消えたらもう手に入らないかも...理想はピロにしたいですが予算&寿命と、N車でやりたいのでブッシュを選択です。

 

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このブッシュは向きの指定があるので圧入時要注意です。

 

また前々からステアリングラックからのオイル漏れと、タイロッドエンドのガタが気になっていたのでそのへんも交換しました。ランサーはメンバー降ろさないといけないので大変...

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今までタイヤを揺するとガタガタだったのがカチッとしたので安心です。パワステオイル漏れもなくなりました。

 

そして試合前日の2/29にフリー走行で感覚を試し、4ヶ月ぶりのダートラのブランクを取り戻そうかと思ったのですがまさかの路面状況が悪く中止に...いきなり試合となりました。

 

試合にはFUAC構成員からは6人、知り合いである近畿や関東の自動車部から3名が出場し、エントラントの1/6を占める一大勢力になってしまいました。

本番のコースは路面が悪い場所を避けるように設定されたため今までに見たこと無い変則的なレイアウト。何箇所かリスキーな場所があるので安全マージンのとり方が難しいです。

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本番2本ともタイヤは7部山程度のヨコハマA031を選択しました。普段はDL74Rを使っていますが、メーカーによるタイヤの違いなんてわかるほど敏感じゃないのでなんとかなるでしょう。

 

1本目は様子を見つつ走行、路面の良し悪しの差が大きく苦戦しながらも無難にまとめたつもりでしたが1位の7秒落ちというタイムでした。


3月1日 うららのダートラpart1 三浦 1本目

 

2本目は路面が掃けたのと、日光が出て乾いてきたためにかなりグリップする路面となりました。しかし轍ができてガタガタな場所もあったため、ハンドルを取られてイン巻きするリスクを恐れてインを避けながらガンガン踏んでいくことに。2箇所ほど大きなミスをした気がしましたが、走行後に窓を開けてタイムを聞くとなんと8秒アップして暫定1位。驚いたものの他の選手もそれくらい上げてくると思い待ちましたがなかなかタイムは抜かれず、全日本レベルの3選手の次で4位で試合を終えました。

 

あとコンマ15秒で表彰台を逃したという悔しさはありますが、全日本で表彰台を経験していたりシードゼッケンだったりな方たちに肉薄できたことは大きな手応えでした。しかし1,2本目共に車載を取り忘れるというミスをしたので次は気をつけたいです。

 

また、11月の大会では2秒程度離されてしまったGDBに乗る今庄マイスターS選手との差を今回は0.7秒まで詰めることができたのもよかったです。次は勝ちたい。

 

 試合後にはフリー走行がありましたが、5本走っても試合でマークしたタイムを超えられませんでした。割とミスったつもりな本番2本目のアタックでもほぼ自分のMAXの走りができていたということもわかりました。

 


3月1日 今庄クローズド後フリー ベスト車載

11月から練習を一切していなくても成績をあげられたので車のセッティングは非常に大事ですね、まだデフとフロントショック、バネの仕様に難ありなのでそのあたりも正常化させつつ次の大会(4月の今庄クローズド or 6月の近畿ジュニア)も頑張ります。

 

三浦